2014年9月2日火曜日

ちくまプリマー新書217 打倒! センター試験の現代文

著者:石原千秋
発行所:筑摩書房
二〇一四年七月十日 初版第一刷発行

p.78 l.14 “セットになった選択肢がある場合は、そのどちらかが「正解」か、どちらも「正解」でない場合が多い” わざわざ太字で強調してあるが、「正解」が一つしかない選択問題の中の2つの選択肢について、そのどちらかが「正解」か、どちらも「正解」でないのは当たり前だから、本文の状況においてはこの法則(?)は全く無意味である。
p.79 l.10 “セットになった選択肢がある場合は、そのどちらかが「正解」か、どちらも「正解」でない場合が多い” 同上。
p.81 l.4 “同じキーワードを使っている選択肢が複数ある場合には、そのどちらかが「正解」か、どちらも「正解」でない場合が多い” 上と同じく、本文の状況においては意味がない。この法則(?)が意味を持ちうるのは、本書においては、p.110 l.3の場合のみである。
p.86 l.2 “地区大会前日→県大会当日→県大会前日”→“地区大会前日→地区大会翌日→地区大会当日→……→県大会前日” 自信はありません。
p.104 l.5 “①と④には「たま虫」が使われていて、同じキーワードを使っている選択肢が複数ある場合には、そのどちらかが「正解」か、どちらも「正解」でない場合が多いという法則によってはやめに判断できる。”→“①と②と③と④と⑤には「たま虫」が使われていて、同じキーワードを使っている選択肢が複数ある場合には、そのどちらかが「正解」か、どちらも「正解」でない場合が多いという法則によってはやめに判断できる。” 少し落ち着いてください。
p.132 l.4 “もし「自己=個体」と「他者=環境」のどちらか一方に肩入れした選択肢はまちがいだ”→“もし「自己=個体」と「他者=環境」のどちらか一方に肩入れした選択肢があればそれはまちがいだ”

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